「親しき仲にも礼儀あり」
という言葉があります。
今回はこれについて
考えてみましょう(^-^)
まず、「親しき仲」について。
私たちは花伎先生の弟子として、
花伎会の会員として、
親しき仲間でありたいと思います♬
自分がいちばん目立ちたい
という思いもあるかもしれませんが、
群舞(一人でなく、何人かで一緒に踊ること)では
「気持ちを合わせる」ことが、けっこう大事です。
不思議なことに、
仲が良い二人が踊っている場合と
仲が悪い二人が踊っている場合とでは、
美しさが、違って見えます。
踊りは、もちろん、音に合わせるのですが、
気持ちも合わせようとしないと、
どこかちぐはぐな感じが出てしまうのです。
気持ちを合わせているかどうかは、観る人にも伝わるのです。
踊りの場面に限らず、普段から、
助け合う仲間でありたいと思います。
さて、「親しき仲」「にも、礼儀あり」。
いくら親しい仲、とはいえ、礼儀をもって接しましょうという意味ですね。
わざと失礼なことをする人は、いないと思いますけれども、
相手から「失礼な人」「礼儀のなっていない残念な人」と思われる一番身近な場面は、
会話の場面です。
たとえば、
「すいません」
は、謝るときの言葉ではありません。
せめて「すみません」を使いましょう。
ちなみに、私の愛読書である、
「お嬢さまことば速習講座」には、こうあります。
👇
「すみません」ということばは、もともと謝罪のことばでございますが、たとえば、深々と頭を下げて、「まことに、あいすみませんことをいたしました」とでもおっしゃらない限り、お相手の方は謝ってもらったとは、お感じになられないことでしょう。
ご謝罪申し上げるときには、きちんと、「申し訳ございません」あるいは、「お詫び申し上げます」と、おっしゃるのが、お嬢さまでございます。
👆
(お嬢さまことばで会話をする必要はありませんが、
みなさんは、着物を着て、美しくいたい
という思いをお持ちの方々でしょうから、
より丁寧な言葉遣いが似合いますよね)
親しき仲にも、
丁寧に、言葉を選ぶこと。
それも、相手への礼儀を表すことなのです。
良い雰囲気を、皆んなでつくっていきましょう♫咲羅花
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