行儀良くいたしましょう。
「お行儀よくする」
とは、どういうことでしょうか。
反対に、「お行儀がわるい」のは、どんなことなのか考えてみました。
「くつ」をそろえない、
きちんと「ごあいさつ」できない、
「座り方」がだらしない、
などは、お行儀がわるいと言われますよね。
「お行儀が良い」とは、
人に、不愉快な思いをさせず、
気持ちよく過ごすための、ふるまい方なのですね。
明日は、新年会で、お食事どころへうかがいます。
お食事の席で、「お行儀が悪い」と言われるのは、どういう行いでしょうか?
お食事のときに、走り回ったりするのは、もちろんお行儀が良いとは言えません。
また、食事は国によっていろいろな決まりごとがあります。
それを守らないことも、お行儀がわるいといえるでしょう。
和食では、お箸を使います。
〜お箸の使い方の決まり〜
◎持ち上げ方
1.右手で、箸の真ん中あたりをつまむようにして持ち上げる
2.左手の手のひらを上にして下から支え、右手を横に滑らせる
3.右手を返して下に移動させ、左手を外して正しく箸を持つ
(汁物のお椀を持って箸を取り上げるときは、両手で持ち上げたお椀を左手にのせた後、右手で箸を取り上げて左手の人差し指と中指のあいだに挟みます。そのまま右手を下に回し、左手を離して食べ始めましょう。)
◎嫌い箸(きらいばし)
食事をともにする人に不潔な印象を与え、不快にさせる箸の使い方を「嫌い箸(きらいばし)」と呼びます。食事中に嫌い箸をすることはマナー違反です。嫌い箸の一例を挙げておきましょう。
・にぎり箸:握りしめるように箸を持つこと
・刺し箸:料理に箸を突き立てて食べること
・迷い箸:箸を持ったまま、どの料理を食べようか迷って箸を動かすこと
・寄せ箸:箸で器を引き寄せること
・渡し箸:食事の最中に、小皿や小鉢の上に渡すようにして箸を置くこと
・ねぶり箸:箸先を口に入れ、残った食べ物をなめ取ること
あんまりたくさん気にし過ぎて
せっかくのお料理の味がわからなくなったらもったいないですが、
ほかの人に不愉快な思いをさせず、みんなで美味しくいただくためにも、
普段から、練習していきましょう♪
by咲羅花
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