日本の伝統文化:知ってた?

今回は、日本の伝統文化
正月行事についてです。
お正月は「年神さま」を自宅にお迎えする行事であることを知っていますか?
「年神さま」とは、お正月の神様で「歳徳神(としとくじん)」「正月様」とも呼ばれており、「トシ=稔(みのり)」ということを意味し、五穀豊穣や稲の神様といわれています。「年(歳)」や「稔(みのり)」を司る神様を家族全員でお迎えして、新年を歓び、五穀豊穣に感謝してお祝いをするのがお正月なのです。
少々前に 「年賀状」記事にしました。
今回は、先日行われました。「新年会」について
埼玉県春日部市 「下一うどん味亭」さんの2階の大広間をお借りしました。
こちらは、1986年創業、本場徳島のたらいうどんを代表とした手打ちうどんと和食を提供。
建物は、三船敏郎ゆかりの築130年といわれている古民家を使用したつくり。
古民家という事で・・・
今回の参加時のお願いを「日本舞踊を習っている一人として品位ある行動を」
「ドタバタNG」「大声禁止」(笑)
皆さんとてもお行儀よく 団体の代表として「ほっ」としました(苦笑)
和服での美しい立ち居振る舞い、お食事、舞~練習より実施あり
不慣れなので~「どきどき?」それも、経験!
頑張って、落ち着いて~優雅な立ち居振る舞いが出来ましたか?
新年会は飲食を楽しみながら新しい年の始まりを祝いつつ、気持ちを新たにする会です。
普段はなかなか会うことのできない仲間たちが集まり、「今年もよろしくお願いします」
という気持ちを伝えられましたか?
日本の新年会の起源は、元旦に宴会を執り行う「元旦節会(がんじつのせちえ)」
とされているそうです。
元旦節会は、奈良時代の初期に天皇が群臣を集めて開催する宮中行事。
一般的な習慣になったのは、江戸時代からと言われています。
元日節会が室町時代に中断されましたが、1872年に「新年宴会」として再興。
天皇が豊明殿に出御し、皇族や内外高官、海外の大使を招いて宴を催していました。
これを真似て、民間にも新年に集まるならわしが浸透したと言われています。
現在、元日に宮中で執り行われる「新年祝賀の儀」は、この新年宴会の流れを受け継いだものです。
起源を辿ると、新年会はとても由緒ある文化だと分かりますね。