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日本舞踊とお裁縫-1

ミシン、アイロン、裁縫セット
着物の直し

最初に

この着物に見覚えがある方

愚痴では、ありません。

私が、自分の意志で直すと言いました。

嫌々引き受けたわけでは、ありません。

記事に画像を使用することで不快な思いをされませんように。


お稽古着は、なんでもOK。気軽に踊ろう!

例え、運動着でもスウェットでも「えっ?」

日本舞踊のお稽古で、それだけは、ありえないですよね?

日本舞踊の素敵ところは、和服・着物・きものを着用することで、洋服では、表せない優雅な動きを覚えるためですから


但し、動きを覚えた方が、復習や振りのチェックのためや

一時的に体調が優れない時、または、何らかの事情がある時は、許可しております。

それでも、「簡易的な支度」羽織・道中着・楽屋着などでお願いしております。


お稽古時の練習着について、練習だから何でも良いという考え方は、如何なものか?

せっかく、良い形を作り。動きに無駄がなく。「OK~良い感じ~」と言ってあげたいのに

着用している練習着が、体型にあっていなかったら、これ、とても残念です。

自己表現も大事なお稽古だからです。画像の着物は、とても細身で身長が高い方が着ていました。

横幅がブカブカで、気になっていました。

着物は、直す場合、直す個所をほどいて仕立て直しになりますが、私も含め素人に簡単に出来ることでは、ありません。そこで、考えます。練習用だし、洗えるポリエステルの着物だから脇をつめるだけなら、そのまま脇を縫ってしまおう。

本人に提案します。でも、人それぞれ、重きに置いていることが違うので、仕事が、アルバイトが、学業が、何かしらやるべきことがあって、それと、未知の作業に勇気が出ないので

返事は、元気だけど・・・行動に移せない。仕方ないので、期限に余裕をいただき「私が引き受けます」仕上がりは、仕立てのプロが見たら「なんじゃこりゃ」ですが、それこそ、練習着なので良しです。って思っています。これで「OK~良い感じ~」のはず・・・


もちろん~気にしない先生方もいます。

舞台では、プロが本衣裳を着つけてくれる。普段の着付けは、重要じゃない。という考えの方

日本舞踊の先生とは「何もしない」雑用は、弟子がするべきと意見されたこともあります。

これは、これで、間違いでは、無いのでしょう。昔のお稽古場では、当たり前でした。


お裁縫の話に戻します。

代金を支払えば、仕立て直してくれるプロもいます。

代金を支払えば、ご自身の体型にピッタリのお稽古着も用意できます。

お金で、解決するか~苦手意識を払い除け、色々なことに挑戦するか~

挑戦すると、どれだけ大変か理解できます。

「代金」の価値が理解できるようになります。


私は、自分自身のスキルをあげる目的で、日本舞踊に関係することに携わることにしています。

肩上げ。裾上げ。腰上げ。振袖の袖上げ。脇詰め。脇出し。着物から道中着へのリメイク。

浴衣を楽屋着にリメイク。どれも日本舞踊で着る「和服・着物・きもの・浴衣」に関することです。

指導者は、常にスキルアップとアップデートが必要だと考えます。

これを、全てのお弟子さんに強要するつもりありません。ですが、質問されたり相談されたりしたときに的確なアドバイスをして差し上げられるようにスキルアップを心がけています。

「こういうことも出来るようになりたい」うちのお弟子さんたちの中にも少数ですが

いらっしゃいます。色々なことに挑戦して、視野を広げたいと考えるお弟子さんの

お手伝いをしています。


「先生は、お裁縫のほかに何が出来ますか?」

ん~良い質問が来ました。次の記事にいたしましょう。稀世花





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