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日本舞踊と伝統-1


日本舞踊は、伝統芸能です。

日本舞踊と伝統文化の関係を考えてみます。

古くからの様式(歴史がある:江戸時代)、血筋(家系:足さず引かずそのままの物を)によって受け伝える。:伝承

※歌舞伎・能・狂言・雅楽・・・


団体が長い歴史を通じて培い伝えて来た、風習、制度、思想、芸術を受け伝える。:伝承 ※古典五大流派(団体)


さらにその受け継がれてきたものを次の世代へとつなげたい。 

廃れないように 足したり引いたりして その時代にあった表現も取り入れて伝える:伝統


日本舞踊のお稽古場では、先輩に敬意を払い。言葉遣いも丁寧語・敬語です。

礼儀作法が重んじられます。

「しきたり」は、現代に通用するものだけを残せば良いかと考えます。

和服の常識・着付けや和室での礼儀作法。四季のご挨拶なども

お稽古場で先輩方や師匠から教わります。

また、日本舞踊の作品の中には、歴史を感じるものもあります。伝統を重んじます。

日本舞踊は、伝統芸能です。日本舞踊を習っている方は、礼節を重んじます。

(礼儀作法や節度を尊重し、ないがしろにすることのない姿勢)

和服を着て音楽に合わせて動くことだけでは、ありません。


ですが、各教室・お稽古場(師匠の思想や教室の目的)によっては、

「日本舞踊」の伝統を省き「動作:踊る」ことのみ(健康志向:カルチャースクール)が先行して、

※カルチャースクールとは、生徒に様々な講座を提供し、「それぞれの文化の入り口」を楽しんでもらう場所です。

伝承・伝統が「重たい・難しい・古い」といった観点から外されて来ている傾向があります。


日本舞踊は、「敷居が高い」良く耳にしますが・・・???

「敷居が高い」は本来「不義理や面目のないことがあって、その人の家に行きにくい」の意味。


「年賀状貰ったのにお返事してない。連絡するって言ったのに忘れてた。

あ~あ敷居が高くて、会いに行けないな~。」


日本舞踊の場合は、「垣根が高い」「ハードルが高い」ですかね?

「不安・重たい・難しい・古い」そんな気持ちを言葉にしてるんですよね?

親しみがわかない。中が良く見えない。無理かも~。難易度が高いかも~。

誰しもが未知の物 また、歴史ある物に触れようとすると「不安」がつきものです。

そんな「不安」を抱えて 門を叩く・問合せを試みる方々の勇気に敬意を払います。


当方のお稽古では、せっかく日本の伝統芸能である「日本舞踊」を習うのですから

「伝統と伝承」「日本舞踊(歌舞伎舞踊)の歴史」「日本の舞踊の歴史」

ほか最低限の知識を入会直後のお稽古で「座学」として講義致します。

和服を着て音楽に合わせて動くことだけがお稽古ではありません。

日本の伝統文化・伝統芸能の日本舞踊の世界へようこそいらっしゃいました。

礼節を重んじる世界へようこそ 伝統を再確認いたしましょう。


ほか「お稽古場での常識」「お稽古場での礼儀」雑学・座学をブログ形式で掲載しております。

時間の有効活用です。空いた時間で、ご確認ください。by稀世花



参考:出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

伝統(でんとう)は、信仰、風習、制度、思想、学問、芸術などの様々な分野において、古くからの仕来り・様式・傾向、血筋、などの有形無形の系統を受け伝えることをいう。


伝統とは、古くからの仕来り・様式・傾向、血筋などの有形あるいは無形の系統を受け伝えること。民族や社会・団体が長い歴史を通じて培い伝えて来た、信仰、風習、制度、思想、学問、芸術、あるいはそれらの中心をなす精神的あり方などのことをいう。様々な分野において、様々な由来の様々な伝統が存在する








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