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団体稽古でのご挨拶について


  お辞儀をして、「お願いします」。


お稽古は、この、ご挨拶から

始まりますよね。

あたりまえなので、深く気にすることなく、口にしているかもしれませんが、

「お願いします」とは、何を「お願い」しているのでしょう?



もちろん、「お願い」するものは先生のご指導ですよね。

今よりもっと上達するため、舞踊のことや文化のことを教えて頂くため、

教え導いてくださいという意味の「お願いします」です。


「お願いします」は丁寧に言うと、

「お願いいたします」

「お願い申し上げます」

とも言えます。


また、

「よろしくお願いします。」

と「よろしく」をつける人もいるでしょう。

「どうぞよろしくお願いします」

「何卒よろしくお願いします」

と言うと丁寧な感じがしますよね。

では、

「よろしく」とは、どんな意味でしょう?

辞書には、

″人に好意を示したり、何かを頼んだりするときに添える語。″

との意味が載っています。


他にも「よろしく」の意味はあって、「よろしく」を深めていくと面白いので、ぜひ読んでみてください📖↓


相手に〝好意的な意味で受け取らせる”「よろしく」はつくづく便利な言葉ですね。

「よろしく」が、江戸時代の歌舞伎の台本にも登場していたとは、驚きです🫢


言葉の意味を考えながら、時と場合に応じて、挨拶ができると素敵ですね✨



ところで、

これから発表会に向けて、団体稽古が増えてきます…!

そこでは、先生と1対1ではなく、

ほかの出演者のメンバーや、

会のお手伝いをしてくださる方、

お稽古の会場を管理されている方など、

たくさんの方にご挨拶することになります。


そこでのご挨拶は、

「お願いします」

に統一しましょう。


なぜ統一するのかといえば、

みなさんが口々に

「よろしくお願いします」

「お願い申し上げます」

「よろしくお願いいたします」

とバラバラの挨拶をしていたら、

まとまりが無いように感じられてしまうからです。

また、限られた時間で多くの合わせ稽古をするために、

「よろしく」や「いたします」をつけずに、シンプルに「お願いします」のみに統一します。


掛け声のように歯切れよくなりますから、一斉に

「お願いします!」

と挨拶することで、団結力を高めていきましょう♪


(友達同士で「おはよう」「おはよう」の挨拶が飛び交う中に一人だけ「ごきげんよう」と言う人がいたら、目立ちますよね。ちょっと距離を感じます。

逆に、「ごきげんよう」「ごきげんよう」の挨拶が飛び交う中で「おはよう」というのも、場違いな感じがします。

同じ挨拶をすることは、同じコミュニティの人間ですよと表現することなのです。)


🐤🐤

ちなみに、

「お願いいたします」は○

「お願い致します」と漢字で書くのは△とされています。

「致す」と「いたす」については、チョット難しいですが、気になる方はご参考までに読んでみてください(2件):




また、「よろしく」を「宜しく」と書くこともありますが、これは常用漢字外で、慣習的な読み方です。こちらもご参考までに↓


🐤🐤

Sakura wrote this report.🐶





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